耳鼻咽喉科の病気について

耳鼻咽喉科の病気は、耳、鼻、のど、そして顔面、首のはれ、と広範囲にわたります。

急性中耳炎
風邪をひいたとき、急に耳が痛くなり、熱が出ることがあります。 お子様は突然泣きだしたり、機嫌が悪くなったりします。耳だれが出ることもあります。
反復性難治性中耳炎
抗生物質に強くなり耐性化した細菌が増えており、中耳炎を繰り返すことがあります。 何の細菌に感染しているのか早期にきちんと検査を行い、その細菌にあった適切な抗生物質を、適切な量で、使用することが重要です。時には鼓膜切開、鼓膜にチューブを入れることもあります。 特に保育園に通われているお子様は、注意が必要です。
滲出性中耳炎
小さなお子様は、感冒時に鼻汁が出た後、滲出性中耳炎になることがあります。 痛くないため気づきにくく、聞こえにくいなどの症状がでます。 アデノイド増殖症が原因で治りにくくなります。
外耳道炎
耳のお掃除が好きな方は、引っかきすぎて傷をつくり炎症をおこすことがあります。 耳だれが出ることもあります。
慢性中耳炎
鼓膜に穴があいていたり、耳だれが常に出ていて止まらない状態です。 聞こえが悪くなることがあります。こまめな処置、投薬が必要です。
メニエール病
聞こえが悪くなり(特に低い音から)、ぐるぐる回る回転性のめまいをおこし、繰り返します。 耳の奥の三半規管の近くにある、内リンパという部分がむくみをおこしているのが原因だと いわれています。
耳垢栓塞(じこうせんそく)
シャワーにはいったあとなど、突然耳がつまって聞こえづらくなります。 耳垢がたまりすぎて、穴につまってしまう状態です。

アレルギー性鼻炎・花粉症
鼻の粘膜がアレルギー反応を起こし、鼻汁、鼻づまりを引き起こします。 アレルギーは血液検査で判定します。 アレルギー検査は、VIEW39(39項目のアレルギー検査)、食べ物や動物などの項目を選択できる検査(13項目まで)、イムノキャップラピッド(8項目について指先から少量採血し当日20分で結果が出る検査)をご用意しております。 内服や点鼻薬には様々な種類があり、患者様に合った薬を選択することが大切です。 舌下免疫療法(ダニ・スギ)、注射薬(ゾレア)を使用するという選択肢もあります。
急性副鼻腔炎
風邪をひいたとき、鼻の副鼻腔というお部屋に膿や鼻汁がたまり、頭痛、発熱、鼻汁、歯の痛みをきたします。
慢性副鼻腔炎
鼻汁が止まらない、くさい、ぬるぬるした物が鼻からのどに落ちてくる、頭が重い、という症状がでます。
    
好酸球性副鼻腔炎
副鼻腔炎のなかでも、最近注目されている疾患です。 においがしない、鼻茸、アスピリン喘息の症状がある方は、好酸球性副鼻腔炎の可能性があります。 手術、デュピクセント(自己注射)の治療があります。
喘息があり、鼻の調子も悪い方
鼻と気管、肺はひとつの空気の通り道であり、鼻と肺、喘息はとても深い関係にあります。 鼻の状態をよくすると、喘息にもいい影響がありますので、ご相談ください。 喘息、咳喘息と考えられる場合は、呼気NO測定を施行します。 喘息の治療に使用する吸入薬は、状態によって患者様に合うものを選択することが大切です。 鼻症状の治療と、喘息の治療を、同時に当院で行うことができます。

のど

急性扁桃炎
扁桃腺に細菌が感染し、のどの痛み、発熱がおこります。 一般的な風邪症状のうち、のどの痛みがある場合、急性扁桃炎にかかっていることがあります。 溶連菌が疑われる場合、その場で検査を施行します。
声帯ポリープ
声の使いすぎや、歌手などの方にできる、声帯のタコです。
逆流性食道炎
胃酸が逆流することで、のどの周囲の赤みや炎症を起こし、違和感やつまり感、 咳がとまらないなどの症状をひきおこします。